ハリエーション

ハリエーションは一般にレンズの透過部分に光そのものが写りこんで、透過させるべき光を充分に通さないレンズのトラブルを指します。しかし、商品撮影の分野では被写体の一部に照明そのものが写りこんでテカリとなって画像に反映した場合もハリエーションと呼んでおり、ここではこの現象について触れてみます。上記の洋菓子の撮影例の白い部分は全て光源そのものの写りこみであり、この現象をとってハリエーションと呼ぶのですが、商品の撮影では反射率の高い被写体表現には欠かせないライティング手法の一つと言えます。この現象の実態を更に追求すべく手鏡をカラメル部分と平行に添えると光源が窓から差し込む光そのものであったことが簡単に認識できます。
上述のように商品撮影においてスペキュラーな性質を表現するには、光そのものの写りこみを利用するため、光そのものの面調整を綿密に練り、その表現を考えることが重要であることが理解できます。

