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背景への気配り

商品写真の撮影をする場合、被写体の形状や質感表現に気を配りその描写について考えなければならないのですが、もう一つの点として背景となる物に対する気配りが挙げられます。とかく初心者は自分が撮りたいものを都合よく見ている場合が多い為、全体の構成面に於ける配慮が足らず、仕上がり後の画像を見て愕然とすることが往々にしてあります。基本的に主要被写体とその背景は横並びの描写対象であり、両者のバランスがとれて始めて一枚の作品となるのです。次に背景を含めた撮影に関する注意点を挙げてみました。

① カラー紙はその紙色が第二の発光元となって商品の色に影響を与える。
② 白の商品を白紙で撮影する場合は必ず逆光(主に斜め後ろからの光)を照射し、主要被写体が程よくシルエットとなるよう工夫する。

③ 背景を白とする場合、エッジの鋭いシャドーは商品写真としては好ましくない場合が多いため、影自体の吸収作用のある半透過性の乳白アクリル素材が望ましい。

以上が簡略化した商品撮影の鉄則ですが、これだけを基に作業を遂行するだけで、相当なレベルの写真を製作することができます。


背景に透過性のある材質(乳白アクリル)を使用した例

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