フード撮影 2
フォトスタジオを使ったカタログなどの商品撮影では、被写体の全体像を写すやり方が一般的であり、その例にならってフード撮影を遂行するカメラマンをよく見かけます。しかし、食べ物を紹介する場合、ディティールを伝えることが重要であり、被写体の全体像を撮影することを前提にコンセプトを組むと、細部がまったく伝わらない事になりかねません。フード撮影の場合の多くは、思い切って一部分だけを切り取って、現物の細部をリアルに表現することにより、全体像をも連想できるように演出することがむしろ定石といえるでしょう。

撮影時のポイント
- ライティングは斜め後ろからの照射(レンブラント・ライティング)をメインとすること。
- セッティング時に気を配る対象は被写体全体ではなく、ファインダー像や撮影後に写るモニター像であることを充分理解すること。
- 真写りの良い被写体とするためには、食べ物としての味を無視して見た目だけを考える事。食べ物としてのグレードと見た目のグレードは一致しないことを充分理解する。
- アングルやフレーミングは現実離れしたシーンである事が成功率を上げる場合が多い。

