ディフューザー
ディフューズを直訳すると「拡散」となり、あるエネルギーが直下的な働きをせず、二次的な立場からの力のして機能する場合をさします。撮影でいうディフュザーとは光を裏ごしするものであり、実例を挙げてわかりやすく説明しますと、晴天(撮影用語ではピーカンと呼ぶ)の直射日光下では、シャドウ・エッジが強く、自動車のフロントガラス光が反射するとガラスとしての質感表現ができず、光そのものを写しこんだ状態になり、写真表現としては不適切なものとなってしまいます。しかし、曇天下ではシャドウ・エッジは柔らかく、ガラスの質感表現もそれなりに期待できます。これは「雲」という「ディフュザー」が光を柔らかいライト・エネルギーに裏ごししたためであり、ここで撮影にディフュザーが如何に重要なものであるかが理解できます。
ディフュザーは薄手の白い紙(トレーシングペーパーが最適)や布、または半透明のビニールシートで代用できますので、まずはその効果を自身の目で確認することからはじめてください。

